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遺言書に書かれている内容は?

遺言書では、相続を誰に継がせるのかが書かれています。
「言われなくても分かっている」という声もあるでしょうが、具体的に何がどう書かれているかについては意外と知られていません。
そこで例を元に、遺言書に書かれている内容について取り上げます。

遺言書には遺言主・つまり被相続人の名前と、財産をどのようにして分類するかについて書かれています。
例えば遺言主が夫とし、妻と子供にそれぞれ不動産と銀行預金を相続させたいとします。
すると遺言書には「遺言者は不動産を妻に相続させる」と記した上で、何処の何という土地を譲るかが詳細に記されています。
被相続人が子供に銀行預金を相続させる際には、「遺言者名義の銀行預金を長男◯◯に相続させる」と書かれています。
不動産相続については、土地や建物の情報を正確に一言一句間違わず登記簿謄本を取得してまで記しています。
絶対に間違いはないはずですが、念のために確認はしておきたい所です。
また銀行預金の相続については、銀行名・支店名・口座番号まで書かれているはずです。
遺言書には不動産や銀行預金だけでなく、他の相続財産についてもハッキリと書かれています。

ただし自筆証書遺言の場合、どんなにハッキリと相続財産について書かれていたとしても、無効になる場合があります。
例えばパソコンで、遺言をのこしていた場合です。
自筆証書遺言は法律で「自らの手で書き上げたこと」と、決められています。
また押印や日付・日時の特定ができない遺言書も、被相続人の遺言として認められません。
遺言書は何回も書き直すことができます。
もし2回・3回と書き直していたら、1番新しい方の遺言書が有効になります。
遺言書が無効と判断されると、財産をどうするのか相続人同士の話し合いで決めます。

いつかは遺言書を読む側ではなく、のこす側になることもあるでしょう。
残された者がスムーズに相続財産を受け継ぐことができるように、遺言書の日時をはっきり記す・日時をきっちり書くことを心がけて下さい。